京都をひとりで静かに歩きたい大人旅で、冬の哲学の道を散歩しました。
混雑を避けやすい時間帯や、無理なく歩ける距離を意識しています。
冬の京都は、歩く速度が自然とゆっくりになります。
桜や紅葉の季節ほどの華やかさはありませんが、その分、音や光、空気の冷たさがはっきりと感じられます。
この日は京都駅でモーニングを済ませからバスに乗り、銀閣寺方面から南へ向かって歩きました。

京都駅から市バスで北へ。
窓の外に見えたのは、出町柳の鴨川に並ぶ飛び石でした。
バスの中からでも、京都に来たことを実感させてくれる風景です。

銀閣寺近くで下車し、哲学の道へ。
ここから南へ、疎水に沿って歩いていきます。
冬の朝は人も少なく、道の輪郭がくっきりと見えました。

昼前の柔らかな光が、水面に映り込んでいました。
桜の季節とは違い、色は控えめですが、その分、反射する光が美しく感じられます。
足を止めて写真を撮りたくなる場所です。

哲学の道から少し入ったところにある大豊神社。
ここで迎えてくれるのは、珍しい狛鼠です。
小さな神社ですが、立ち寄る人の表情が和らぐ場所でもあります。

境内では、岩の上に残る紅葉と小さな花が目に留まりました。
誰かがそっと置いたような、遊び心を感じる光景です。
冬の神社には、こうしたささやかな発見があります。

さらに南へ歩き、永観堂へ。
境内には、名残のように残る紅葉がありました。
見頃を過ぎた葉も、冬の空気の中では落ち着いた美しさがあります。

今回の散歩の目的は、この廊下でした。
永観堂の「曲がった廊下」は、歩くと自然に視線が変わり、建物の奥行きを感じさせてくれます。
観光客が少ない時間帯は、特におすすめです。

永観堂からさらに足を延ばすなら、南禅寺へ。
写真は夏のものですが、冬の南禅寺もまた違った静けさがあります。
体力や時間に余裕があれば、立ち寄ってみてください。

歩き疲れたら、京セラ美術館のENFUSEで昼食。
京野菜を使ったランチは、体にやさしく、冬の散歩の締めにちょうど良い内容でした。
時間があれば、建築そのものもぜひ見てほしい場所です。

帰りは三条方面へ歩き、鴨川を眺めながらバスで京都駅へ戻りました。
夕方の鴨川は、昼とはまた違った表情を見せてくれます。
一日を静かに終えるのに、ちょうどいい景色でした。
まとめ
冬の京都散歩は、名所を「制覇する」よりも、ひとつひとつを味わう時間が似合います。
哲学の道から永観堂、そして鴨川へ。
静かな季節だからこそ歩きたい、大人の京都でした。
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