2つの古都めぐり|あおによしで繋ぐ京都と奈良の静かな一日

京都駅から歩いて巡り、観光列車あおによしで奈良へ向かう。
移動を楽しみながら、静かに古都を味わう一日旅です。

朝、京都駅徒歩圏内から始まる古都めぐり

一日の始まりは、京都駅から歩いて行ける東寺です。
新幹線の車窓からも見える五重塔は、京都の象徴のひとつ。
実際に境内で見上げると、その存在感にあらためて圧倒されます。

五重塔を見上げたあとは、講堂へ。
ここで出会ったのは、日本一のイケメン仏像とも言われる仏さま。
静かな堂内で向き合う時間は、旅の始まりを落ち着いたものにしてくれました。

東寺から歩いて西本願寺方面へ向かいます。

その途中、ひときわ目を引くレンガ造りの洋風建築があり、思わず足を止めました。
解説看板には「本願寺伝道院」とあります。
京都の町は、こうした意外な建物との出会いがあるのも楽しいところです。

続いて訪れたのは東本願寺。
世界最大級の木造の山門を前にすると、圧倒されます。
広々とした境内と堂々とした建築に、京都の歴史の厚みを感じました。

いずれも京都駅から歩いて巡れる範囲にあり、移動に追われないので自分のペースで楽しめます。

観光列車「あおによし」で奈良へ

京都駅からは、観光列車「あおによし」に乗って奈良へ向かいます。
紫色の車体は落ち着いた佇まいで、これから向かう古都の雰囲気によく似合います。
車内で購入できる限定スイーツでしばしカフェタイム。


大きな窓から流れる景色を眺めながら、移動そのものを楽しむ時間です。
京都と奈良、古都を結ぶこの短いひとときが、旅のアクセントになります。

奈良公園で、のんびりした時間を過ごす

奈良駅に到着後、徒歩で奈良公園へ。
芝生の上でくつろぐ鹿たちの姿に、思わずこちらも歩みを緩めます。
案内板の横に立つ鹿と、ふと目が合いました。
人と鹿が自然に同じ空間を共有している風景は、奈良ならではのものです。

池越しに眺める東大寺

奈良公園を歩きながら、東大寺大仏殿を眺めます。
真正面から見るのとは違い、水辺を挟んだ景色はどこか穏やか。

奈良訪問の目的、東大寺二月堂へ

今回の奈良訪問の一番の目的は、東大寺二月堂です。
清水寺のような懸造りの舞台を、比較的落ち着いた雰囲気で見てみたいと思っていました。
まずは建物を下から眺め、その構造を感じながら石段を上ります。
途中の休憩所では、「お水取り」の松明や行事を紹介する展示と映像を見ることができました。
燃え上がる松明の迫力に、いつか実際の行事を見に来たいという気持ちが湧いてきます。

二月堂の舞台に立つと、奈良の街が一望できました。
釣り灯籠越しに眺める夕暮れの街並みは、この日いちばん心に残る景色です。
ここまで来て良かった、と素直に思える瞬間でした。
大仏殿の賑わいとは違い、二月堂では古都・奈良の静かな雰囲気を味わえました。

夕暮れの浮見堂で旅を締めくくる

石壁が続く古都の家並みを眺めながら、浮見堂へ向かいます。
二月堂をじっくり楽しんだため、辺りは少しずつ夕暮れの色に。
水上に浮かぶお堂は、シルエットとなって浮かび上がっていました。
人影の少ない水辺と、静かな時間。
幻想的な風景を前に、この旅の終わりを感じます。

あおによしが繋いだ、ふたつの古都

京都と奈良。
それぞれの古都を歩き、列車で繋ぐことで、一日の旅がひと続きの物語になりました。
観光列車あおによしは、
そんな静かな古都めぐりに、ちょうどよい距離感で寄り添ってくれる存在でした。

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