一休.comの特典をフル活用し、朝はゆっくり11:30に三条のホテルを出発。観光公害の市バスを一切避け、地下鉄と私鉄の正確なダイヤだけをパズルのように繋いで巡る、2日目のアート&夜桜のモデルコースです。
* 今回の宿泊先は「ソラリア西鉄ホテル京都プレミア」
⏱️ 2日目のスマートモデルコース
- 11:30 | ホテル出発 ➔ 一休.comの特典(12時レイトチェックアウト)をフル活用し、朝はゆったり。荷物を預けて身軽に。
- 11:45 | 移動 ➔ 京都市役所前駅 ➔ (地下鉄東西線・烏丸線) ➔ 「北山駅」直結
- 12:10 | 京都府立植物園 ➔ ガイドツアーで知る「桜の物語」と広大な自然
- 14:00 | 京都府立陶板名画の庭 ➔ 安藤忠雄氏設計の、光と水が織りなすオープンエア美術館
- 15:00 | 急遽、東西へ移動 ➔ カフェを諦め、地下鉄烏丸線・東西線・京阪線を乗り継ぎ祇園・建仁寺へ
- 15:45 | 建仁寺 ➔ 限定公開に滑り込み。念願の鳥羽美花作「舟出」を拝観
- 17:00 | 東山・夕暮れ散歩 ➔ 石塀小路の静寂を通り、ねねの道を歩く
- 17:30 | 高台寺 ➔ 竹林の小径と、満開が重なった奇跡のライトアップ夜桜
- 19:00 | 荷物ピックアップ&京都駅へ ➔ ホテルで荷物を受け取り京都駅へ
- 20:00 | 京都駅発 ➔ 老舗『野村佃煮』の「京のむら」弁当を買い、ひかりグリーン車で帰路へ
2日目の朝は、個人手配の恩恵を最大限に授かります。今回利用した一休.comの会員特典(※宿による)で、チェックアウトは贅沢に12:00まで延長。アラームをかけずにゆっくり目覚め、鴨川のせせらぎを眺めてから11:30に優雅に出発します。
スーツケースはホテルのフロントへ託し、「京都市役所前駅」から地下鉄を乗り継いで、街の喧騒から離れた北山エリア(北山駅直結)へ。

『京都府立植物園』では、ガイドツアーに参加。一本一本の桜の背景にある歴史や物語を知ることで、目の前の景色が何倍にも深く、知的なものへと変わっていきます。しかしこの植物園、とにかく広大で見どころ満載。時間を忘れて桜の世界に没入してしまいます。
14:00 | 京都府立陶板名画の庭。安藤忠雄氏が設計した、光と水の美術館
植物園のすぐ隣にあるのが、建築家・安藤忠雄氏の設計による『京都府立陶板名画の庭』。


コンクリート打ちっぱなしの壁、流れる滝の水音、そして眩しいほどの空光。地下へと深く潜っていくようなスロープを歩きながら名画と対峙する空間は、言葉を失うほどの素晴らしさです。
⚠️ 2日目もまさかのハプニング:名物モンブランをまたもや行き損ねる
実はこのあと、北山の超有名店『マールブランシュ 北山本店』に立ち寄り、本店限定のサロンのモンブランを愉しむ完璧な予定を組んでいました。しかし、植物園の見応えと安藤建築の空間の美しさがあまりに素晴らしすぎて、あっという間に時間が経過。なんと、1日目のケーキ完売に続き、2日目もカフェに行き損ねるというハプニングに!大人の知的好奇心が勝った結果の心地よい敗北です。
15:45 | 建仁寺。限定公開の文字に誘われ、念願の鳥羽美花作「舟出」へ
なぜカフェを諦めてまで先を急いだのか。実は現地の情報で、祇園の『建仁寺』にて染色画家・鳥羽美花氏が手がけた襖絵『舟出(ふなで)』が【今だけ限定公開】されていることを知ったからです。
「ずっと見たかった作品が、今、京都で開かれている」
この偶然の出会いを見逃さないのが、ツアーに縛られない個人手配の最大の醍醐味です。北山から地下鉄と京阪を必死に乗り継ぎ、移動が増える少しタイトなスケジュールになりましたが、急遽プランを変更して建仁寺へ。

型染の技法で描かれた鮮やかなブルーのアート。1日目に体験した伏見十石舟の「川の港・舟出」の記憶とも美しくシンクロし、予定を曲げてでも駆けつけて本当に良かったと、胸がじっと熱くなるような余白の時間を過ごせました。
17:30 | 高台寺。満開と重なった、ライトアップの妖艶なしだれ桜へ
建仁寺をあとにし、夕暮れ時の東山エリアへ。大混雑の坂道を避け、大人の情緒が残る『石塀小路(いしべこうじ)』の細い路地を選んで『高台寺』の夜の特別拝観へ向かいます。
門をくぐると、そこには息をのむような奇跡の景色が待っていました。なんと、高台寺の春の象徴であるしだれ桜の「満開・見頃」のタイミングと、私たちの訪問が見事に重なったのです。


20:00 | 京都駅。名店「京のむら」弁当をひかりグリーン車で
ホテルで荷物をピックアップして京都駅へ。
旅の締めくくりは、京都の誰もが知る昭和6年創業の老舗『野村佃煮』が手がける『京のむら』のお弁当です。

丁寧に炊き上げられたおばんざいが美しく詰められたこのお弁当は、上品な京の味が最後の最後まで旅情を満たしてくれます。
復路も、スマートEXの早割で手配しておいた「ひかり号のグリーン車」。車内販売で買い求めた冷たい飲み物を傍らに、お弁当を広げながら、満開の夜桜や偶然出会えた「舟出」の写真を振り返る──。新幹線が東京へと滑り出す頃、私たちの心と身体は、明日からの日常を豊かに生きるエネルギーで完全に満たされていました。
